似たオブジェクトを複数回配置しているとき、編集が進んだ後でレイヤーの表示時間を一致させたいシーンって日常に潜んでいますよね。
そしてそれぞれインポイントが違うと、目視でデュレーションを一致させなくてはならず血反吐が出るわけです。
複数の要素に同じ数値をぶち込むならプログラミングの出番です。
[概要]
全選択レイヤーを1つめに選択したレイヤーのデュレーションと一致させるスクリプトです。
[使い方]
- 基準にしたい長さのレイヤーを一番目に選択
- 1つ目の選択レイヤーのデュレーションで上書きしたいレイヤーを次々と全選択
- レイヤー選択状態でスクリプトを実行する
[注意点]
ほんとうにデュレーションを変えることがアグリーなレイヤーを選択しているのかチーム全員のコンセンサスをディシジョンする。
[解説]
var sel=app.project.activeItem.selectedLayers;
function f_durationMatcher(){
var dur=sel[0].outPoint-sel[0].inPoint;
for(i=0;i<sel.length;i++){
sel[i].outPoint=sel[i].inPoint+dur;
}
}
app.beginUndoGroup("durationMatcher");
if(sel.length>1){
f_durationMatcher();
}
app.endUndoGroup();
1つめの選択レイヤーsel[0]のデュレーションは「アウトポイント-インポイント」で何秒か取り出せます。
デュレーションを上書きしたい2つめ以降の選択レイヤーは自身のインポイントからデュレーション後にアウトポイントが設定されればいいので、
sel[i].outPoint=sel[i].inPoint+dur;
でQ.E.D.!
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