プログラムコードを書く際は、等幅フォントが見やすいのですが、日本語を含む等幅フォントはなかなか貴重です。
そんな中等幅フォントの決定版とも言えるものが、「Source Han Code JP」和名では「源ノ角ゴシック Code JP」です。After Effects日本語版で使用したい場合は「源ノ角ゴシック Code JP」と表記されます。
フォントの特徴
このフォントは、プログラミングやHTML、Javascriptのコーディングなどで見やすいよう、文字ごとの幅が統一された等幅フォントです。
その中でも、1バイト文字と2バイト文字が混在したシーンでの利用を想定し作られています。2バイトの全角文字に対して2/3の幅を持った1バイトの半角文字という思い切った構成が特徴です。
また、コーディング時の可読性を確保するため、数字の「0」とアルファベット大文字の「O」が、アルファベット大文字「I」と小文字の「l」、数字の「1」が区別しやすくデザインされ、プログラミングのミス予防やパッと見た瞬間にわかりやすい工夫がされています。
ダウンロード
https://github.com/adobe-fonts/source-han-code-jp/releases
上記URLより無償でダウンロードできます。ダウンロードすべきファイルは、通常zipの方です。OTCとTTFが含まれますので、Windows/Macどちらでも使用できます。
ダウンロードしたら、解凍してフォント全てをインストールといきたいところですが、収録された全てのフォントをまとめたttcファイルさえインストールすれば事足りますので、
- ダウンロード
- 解凍
- OTCフォルダを開く
- 「SourceHanCodeJP.ttc」を「すべてのユーザーに対してインストール」
これで、フォントウェイト(太さの種類)が6種類分まとめてインストールされます。
日本語は「源ノ角ゴシック」ベース
このフォントに含まれる2バイト文字はAdobeとGoogleが共同開発した「源ノ角ゴシック」をベースとしており、見やすさに定評があります。
筆者もコーディングに最適なフォントを長年探してきましたが、これまで結局エディタデフォルトのフォントが一番見やすく、妥協してきた経験があります。
今回「源ノ角ゴシック Code JP」という飛躍的に見やすいフォントに出会いました。コーディング中の見やすさはそのままモチベーションへ繋がりますので、これからのコーディングが捗りそうです。
今後も素晴らしいフォントがあればご紹介したいと思います。
この記事へのコメントはありません。